うつ病と診断されてから、先の見えない暗い道のりに不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。また、こんな状態で寛解できるのかと自信を持てない人もいるのではないでしょうか。
そんな方へ私自身の寛解までの道のりをお伝えします!
私も「もう一生うつが治らない」と自信を失くしていた1人です。いっそのことこのままうつと付き合っていこうかとまで考えました。
今回の記事は個人の感想です。効果には個人差があります。
この記事はこんな方におすすめ💡
・うつが治らないと消極的になっている人
・寛解までの道のりについて具体的に知りたい人
・寛解後の生活について知りたい人
読み終えた時に、不安だった気持ちがふっと軽くなる内容になっています。ぜひ参考にしてください。
うつは治らないと消極的になっていませんか?
正しく治療を続けていればうつの症状は改善します。
うつは長い期間をかけて少しずつ改善がみられる病気です。頭痛や腹痛のように薬を飲めばすぐに症状がなくなるといったものではなく、効果が見えにくいため治療にも消極的になりがちです。
また、うつは「脳の病気」とされており自分の気持ちまでをもコントロールします。そのため私は一生治らないんだ、治ってもまた再発するんだ、と脳が悪い方向に誘導してしまうため途中で治療を断念する人も多いのが現状です。
少しずつでも治療を続けることが重要です。目に見える大きな効果は感じられないかもしれませんが、着実に改善していますので安心してください。
寛解までの4ステップ~私の復活劇~
1.治療専念期(仕事や職場復帰のことはまだ考えず、治療に専念する)
脳を休めることを最優先に極力何もせずに過ごします。抗うつ薬などの薬を服用したり、瞑想など自律神経を整えるトレーニングを行います。ただし無理は禁物です。あくまでも脳に負担がかかることはしません。
2.リハビリ期(職場復帰を見据えつつ、焦らずに気力・体力を整える)
就業時と同じリズムで生活することを意識します。近くを散歩するなどなるべく体に付加がかからないことから始めます。また、職場復帰した際に役立つ知識などを身につけます。
3.職場復帰準備期(職場復帰は目前。職場と相談しながら慣らし運転を開始する)
職場復帰について具体的にイメージできるような状態になれば、一度職場の上司と復帰に向けて面談をします。そこでは復帰後の業務負担の軽減や勤務時間の短縮について相談し、再発を防ぐための対策を取ります。
4.職場復帰後(うつ病は再発しやすい!薬は一定期間飲み続ける)
徐々に生活リズムを慣らしていくことを心掛けます。復帰して2か月程度は通院しと抗うつ薬も飲み続けます。
職場復帰支援(リワーク支援)no.4 | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科 精神科 – 杉浦こころのクリニック (sugiura-kokoro.com)
- 治療専念期(仕事や職場復帰のことはまだ考えず、治療に専念する)
- リハビリ期(職場復帰を見据えつつ、焦らずに気力・体力を整える)
- 職場復帰準備期(職場復帰は目前。職場と相談しながら慣らし運転を開始する)
- 職場復帰後(うつ病は再発しやすい!薬は一定期間飲み続ける)
寛解してからの生活について
私は発症前よりハードな生活を送っていますが、現在まで再発せずに生活できています。
ハードな生活とは?
簿記3級資格に挑戦したり、土日の早朝に惣菜店でアルバイトを始めたり、そしてこのブログを始めています。
うつの時は何もできないとあれだけ嘆いていた私ですが、こうして好きなことをできるまでになりました。それはそれは感動ものですよね。人生のどん底を経験したからこそ自分が本当にしたいことに気付き幸せな毎日を送れています。
最後に:経験者が伝えたいこと
うつの経験も悪くなかった!と思える日がくるはずです。
今ではうつになったのも自分にとって意味のある経験だと思えるようになりました。しんどい思いをしたからこそ人の傷みにも寄り添えるようになりました。発症前の自分より寛解した今の自分の方が好きです。
あなたにとってベストな生き方になりますように💛
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