【うつと仕事】うつ病になったら仕事は続ける?

産後うつ

うつ病の診断を受けたものの、金銭的な不安から仕事を続けるべきか辞めるべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

悩んでいる間にも症状は悪化し、いつか仕事に支障をきたしてしまうのではないかと決断を迫られている人もいるのではないでしょうか。

うつ病の治療には今の仕事の負担を減らすことが不可欠です。何かしらの改善策を取ることをおすすめします。

今回は仕事を続けることのメリットデメリットについてお話し、自分らしい働き方について考えていきます。

おまつ
おまつ

この記事はこんな方におすすめ💡

・仕事を続けるか迷っている人

・辞めた場合、お金が心配な人

・自分らしい働き方を見つけたい人

仕事を続けるメリット

うつ病を抱えながら仕事を続けるメリットとは何でしょうか。

  • 収入が確保できる
  • 職歴にブランクが空かない

仕事を続ける大きなメリットは収入面の安定です。生活費や経済的な心配がいらないことは仕事を続けるメリットになります。

また、休職や退職をすると職歴にブランク期間ができてしまいます。職場に戻りにくかったり転職活動に不利になることを考えると、仕事を続けブランクを空けないことはメリットになります。

仕事を続けるデメリット

うつ病を抱えながら仕事を続けるデメリットとは何でしょうか。

  • 症状を悪化させ、療養期間が長くなる可能性がある
  • 仕事のパフォーマンスが落ち、評価が下がる
  • 家族に心配がかかる

うつ病の症状は自分で制御することが難しく、見た目には分からなくても症状は悪化していきます。そんな状態で無理して働いていると、大きく体調を崩し長期間の療養が必要となる可能性もあります。

また、仕事のパフォーマンスは間違いなく落ちます。体調が不安定な時はミスを繰り返してしまい上司からの評価に影響を及ぼすことも考えられます。

さらには、日によって仕事へ行けたり行けなかったり体調が悪そうに見えたりと身近な家族にも心配をかけてしまうかもしれません。

それを踏まえて、仕事はどうする?

メリットデメリットを踏まえて、職場と相談しアクションする必要があります。

  • 休職または退職して、治療に専念したのち、復職する
  • 業務負担を下げた上で、仕事を続ける

今のまま働き続けても症状が改善することは見込めません。仕事を休むにしても続けるにしても、無理なく望ましい選択ができるように主治医や産業医など客観的なアドバイスを参考にしたり、職場と相談したりしてみてください。

仕事を休むとお金が心配

うつ病で休職する場合は、傷病手当金の支給対象となります。

給与の3分の2に相当する金額を受け取ることができるので、これでお金の心配も少しは軽減するのではないでしょうか。会社の担当部署に申請方法や必要書類を確認して申請しましょう。収入面の問題がクリアになることでうつ病の治療にも専念しやすくなります。

また、休職中でも原則として子どもを保育園に通わせることが可能です。

多くの自治体ではうつ病も入園要件である「病気」として認められ子どもを預けられる可能性があります。一度ご自身の自治体に問い合わせてみてください。

このような制度を活用して、治療することを最優先に考えていきましょう。

自分らしい働き方とは?

うつ病とその治療を経験し、自分の心身の理解が深まったりどんなふうに働きたいかを改めて考えることも多いかと思います。これをきっかけに「自分らしい働き方」について考えてみてはいかがでしょうか。

  • 心身を壊すまでは働きたくない
  • 新しい仕事にチャレンジしたい
  • ワークライフバランスを大事にしたい

あなたが大切にしたいものを守れる働き方を選びましょう。

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