【産後うつ基準】これって産後うつ? 我が子を可愛いと思えない

産後うつ

待ち望んでいた赤ちゃんとの対面を果たし、これからハッピーな毎日が始まると思っていた矢先、いざ子育てがスタートすると想像以上の大変さに心身ともにやつれ「我が子を可愛いと思えない」というのはよく聞く話です。

我が子を可愛いと思えないのはうつの症状である「興味や喜びの気持ちがなくなる」から発生するものです。

我が子を可愛いと思えない症状は産後うつの兆候の一つです。今回は、なかなか判断しずらい産後うつの基準についてもお話していきます。

おまつ
おまつ

この記事はこんな人におすすめ💡

・我が子を可愛いと思えず辛い人

・産後うつの判断基準について迷っている人

・うつを認め、治療に進みたい人

我が子を可愛いと思えない

我が子を可愛いと思うことだけが愛情表現ではありません

ただでさえ幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが急激に減り、睡眠不足などで体調を崩しやすい産後。産後うつは、“内向的な人のほうが産後うつになりやすい”というイメージがありますが、じつは性格はあまり関係ないようです。「赤ちゃんと2人きりで誰ともしゃべらない環境」「赤ちゃんを守らなきゃという責任感の強さ」「自分の時間や仕事を失ったことの喪失感」などが積み重なって気持ちの余裕を失い、“突然起きられなくなる”“子どもをかわいく思えない”などの症状が出る人が多いとか。

「わが子がかわいいと思えない」10人に1人以上がなる“産後うつ”。「助けて」と言う勇気を持つことが回復への第一歩 | ダ・ヴィンチWeb (ddnavi.com)

おっぱいをあげること、お母さんが笑っているだけでも赤ちゃんに愛情は伝わっています。無理に可愛いと思う必要はありません。一緒にいることで「可愛くて愛おしい」という感情は自然に復活するものです。

「お母さんなんだから」の呪縛

お母さんなんだから・・・の呪いに苦しめられていませんか

「お母さんなんだから赤ちゃんのことは何でも分かるでしょ」

「お母さんなんだから優しくできるでしょ」

「お母さんなんだから一人で面倒見れるでしょ」

お母さんなんだから・・・と言われると辛くて何も言い返せない。周りに言われていなくても自分自身でそう言い聞かせているケースもあります。

その呪縛から抜け出せず、相談するのをためらいSOSが出せず、産後うつの症状が悪化してしまうことがよくあります。

お母さんなんだから完璧にやらないといけないということは決してありません。「助けて」と言える勇気を持ちましょう。早く手を打てば別人のように元気になれる病気です。

産後うつの判断基準

「なんだかおかしい」と思ったらうつを疑って

10人に1人は産後うつになる時代です。恥ずかしいことでも隠すことでもありません。また適切に治療すれば回復する病気です。

うつを認め、前向きに治療を

私もうつを認め、治療に励んだ1人です

うつを認めたくない気持ちはよく分かります。私も認めるまでは随分時間がかかり、病院を受診するのも遅い方だったと思います。

そのせいで症状もひどい状態で、回復までの苦痛な長い時間を過ごすことになりました。ですので、産後うつなのか判断がつかず迷っている人は早めに受診することをおすすめします。専門の先生に話を聞いてもらえるだけでも何かは変わるはずです。

産後うつは誰にでも起こりうる病気だと認め、前向きに治療していきましょう。

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