産後うつの要因は
- ホルモンバランスの乱れ
- 慢性的な睡眠不足と疲労
- ママとしてのストレス
なんて言われたりしますが、本当にそれだけでしょうか?私は里帰り出産をし旦那も約1年の育児休暇を取得してくれたり、とても整った環境で子育てをスタートしました。できるだけストレスがない環境を作ったつもりです。でも実際は産後うつを発症しました。
周りのサポートが十分であっても産後うつを発症する可能性があります!
今回は、産後うつの経験者の私だから分かるポイントも交えながらお話していきます。病院の先生など非経験者の情報ばかりでいまいちピンとこないという人必見です!
この記事はこんな方におすすめ💡
・産後うつの原因が思いつかない人
・経験者のリアルなエピソードを知りたい人
・うつと上手く付き合う方法を知りたい人
ホルモンバランスの乱れは?
検証結果 うつを発症した一因である
私の場合は産後1年になっても生理がこなかったのと、毎日の授乳がホルモンバランスの乱れに大きく影響していました。脳が働かず、ずっとぼーっとしている状態でしんどかったです。女性ホルモンを赤ちゃんに奪われている感じがしました。実際に抜け毛がひどかったり髭が生えてきたりしましたし、産後太りもきつかったです。女性らしさが失われていくのは辛かったです。
睡眠不足と疲労はあった?
検証結果 うつを発症した一因ではなかった
うちの子はよく寝てくれて夜中の授乳もそこまで大変ではなかったのと、夜は僕が担当すると旦那がミルクをあげて寝かしつけまでしてくれたのでまとまって寝れました。なのでよくあるほとんど寝れていないという状態ではなかったのと、実家と旦那の手厚いサポートがあり周囲に頼れる環境でもありました。
ママとしてのストレスはあった?
検証結果 うつを発症した一因ではなかった
初めてママになり不安も大きかったが、息抜きしながら子育てできていた方だと思います。旦那も常に一緒に育児をするスタンスだったので赤ちゃんならではのトラブルも2人で試行錯誤しながら対応できましたし私1人がストレスを抱える状況ではなかったです。家族や友だちにも羨ましがられるくらい恵まれた環境でした。
ではなぜ、産後うつを発症したの?
よく言われる発症要因にはあまり当てはまらなかった私
家族のサポートもあり、あまり手がかからない我が子、1人時間もくれる気の利く旦那。こんな子育てしやすい環境で私が産後うつになるはずなんてないと認めたくなかったんです。
そのことがプレッシャーになり産後うつを発症しました。旦那は初めてのことでも器用にこなし失敗を嫌うタイプ。「私も同じように器用にやらなくては」と知らず知らずのうちに自分を追い込んでいたのだと思います。
そういった認めたくない期間があったことでかなり進行した状態でやっとクリニックに行き、治療を始めることになりました。
最後に:経験者が伝えたいこと
よく言われる発症要因に当てはまらないからといってうつを認めないのは違います!
周りのサポートがある環境であってもうつを発症する可能性はあります。実際に私がそうでした。うつを見逃して進行した状態で治療を始めるのと、初期段階で早めに治療を始めるのとでは回復までの期間に大きく差があります。
出産という大イベントを乗り越えたお母さん。うつを発症する要因はどのお母さんにもあります。そして治療すれば必ず治る病気であるから安心してほしいです。
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