妊娠中から産後、体調の変化や慣れない育児に疲れ「うつ病」を発症する場合があります。奥さんが精神的に不安定になった時、身近にいる旦那さんのサポートはかかせません。
私も夫のサポートによって救われたことがたくさんあります。今こうして普通の生活に戻れたのも夫の献身的なサポートがあってのことだと思っています。
このようにうつ病の回復には本人の努力と身近にいる旦那さんのサポートが非常に重要です。どちらかだけになると回復にも時間がかかります。
今回はうつ病の妻のために夫ができることについてお話していきます。
この記事はこんな方におすすめ💡
・奥さんががうつになりサポートが必要な人
・サポートできているか不安な人
・サポート疲れしてしまった人
産後の妻の心は不安定になりやすい
まずは奥さんの不安定な心の状態を理解しましょう。
うつ病になるとイライラしたり落ち込んだり精神的に不安定になります。また、何をするにもやる気が起きず家にこもりがちになります。そんな奥さんの急な変化に戸惑いと甘えなのではないかという疑いが生まれるかもしれません。
しかし決して怠慢や甘えではありません。うつという病気の症状がそうさせるのです。
初めは理解に苦しむかもしれません。そしてうつの人と一緒に生活することは相当なストレスがかかることです。しかし支えてあげられるのは旦那さんだけです。奥さんのことを責めずに支えてあげてください。
夫のサポートで救われる
では実際にどのようなサポートをすればいいのでしょうか。
旦那さんは奥さんの精神面をサポートしてあげましょう。
話を聞く
奥さんが話したそうにしている時は「そうだよね」と共感してあげましょう。また「私は何もできていない」などネガティブな話を持ち出された時は「これはできているよ」など具体的なエピソードで自信をつけるなどポジティブな話に変換しましょう。
奥さんが話して良かったと思える対応を心掛けることが重要です。
やりたいを一緒にする
うつになると一人で何かをすることが不安になります。ですので旦那さんから「一緒にやろう」と誘ってあげましょう。料理や散歩などできることから始め、奥さんの興味が湧くのを待ちましょう。そして奥さんのやりたいことがでてきたら、なるべく付き合ってあげてください。
休みやすい状況を作る
「休んでいいよ」と提案しても断られることがあるかもしれません。それは奥さんが何もできていない状態からくる申し訳なさです。夫に家事も子育てもお願いし、その上休むなんてと罪悪感もあるので余計に休めません。
そんな時は「あなたの仕事は今は休むことだよ。また元気になったらお願いね。」と休みやすい状況を作ってあげましょう。
うつの心はとてもナイーブです。旦那さんの何気ない一言で深く傷付くこともありますから怒ったり、否定したりせずに寄り添いを心掛けましょう。
サポートすることが辛くなったら
うつの人をサポートすることは辛くて大変なことです。いくら大切な奥さんであっても家事や育児の負担も増え、イライラしたりストレスが溜まるのは当然です。
うつの治療は長期戦が予想されますので、サポートする側も倒れないよう上手く息抜きするとともに1人で抱え込まず、周囲の人も巻き込みチームでサポートできる環境をつくりましょう。
最後に、産後うつの回復には身近である旦那さんのサポートは必要不可欠です。奥さんが自分らしさを取り戻せるようにサポートしてあげましょう。
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