うつを発症したら子育てはできるのかと不安な人も多いのではないでしょうか。また一緒に生活することで子どもに悪影響を及ぼすのでないかと心配し、子どもと離れる選択をする人もいるのではないでしょうか。
でも、できることなら我が子と一緒に生活したいですよね。私は実家に帰って治療に専念することや入院することも考えましたが、最後まで子どもと一緒に生活をしうつを治しました。
今回は発症中でもできる子育てのコツについてお話していきます。
この記事はこんな方におすすめ💡
・うつ発症中で子どもと離れるべきか悩んでいる人
・発症中でもできる子育てのコツを知りたい人
・子育てしながらうつを治したい人
発症中は子どもと離れるべきか
産後うつの原因は1つではなくさまざまです。ホルモンバランスの変化による身体的ストレスから完璧にこなそうと頑張っても思い通りにいかない心理的ストレス、周囲に頼れる人がいない環境などさまざまな要因が絡み合ってうつ病を発症します。
子どもと離れることによって絡み合った要因を全て取り除くことはできるのでしょうか。また症状が回復して元の生活に戻った時、再発しないと言い切れるでしょうか。
子育てはストレスにもなりますが、一緒に生活し日々子どもの成長を感じることで「お母さんも治療を頑張らないと」と励みにもなります。
子どもと一緒に生活している状態でうつを治すことこそに意味があるのではないでしょうか。
発症中でもできる子育てのコツ
発症中は育児においてやりたくない気持ちが大きいものです。メンタルが弱ってしまうと今までやっていたことさえも「自分のやり方は間違っているのではないか」「夫や他の人がお世話する方が子どもは喜んでいるのではないか」と根拠もない理由をつけて消極的になります。
また、「私の不注意でケガをさせてしまったらどうしよう」「子どもを守れるだろうか」と親としての責任を果たせる自信もなくなります。
そんな気持ちでも子育てできないことなんてありません!
保育園の送迎や食事、お風呂などのお世話は難しくても、子どもと一緒に遊ぶことやスキンシップを取ることはできるのではないでしょうか。それもお母さんにしかできない立派な子育てです。
やりたくないことは周囲の人に頼み、まずは自分のやりたいことだけをやるようにしましょう。子どもはお母さんがいるだけで安心しますから何もしたくない時は一緒にいるだけで十分です。他のことはやってあげたい気持ちが芽生えるまで待ちましょう。
うつでもお母さんの愛情は伝わる
うつになっても子どもにとってお母さんであることは変わりません。もちろん愛情は伝わっています。
うつを発症しても子どもと離れるべきではありません。一緒にいることで悪影響を及ぼすこともないですし、むしろ一緒にいることで親子の愛情を強くし治療も前向きになれるのではないでしょうか。
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