出産した後の女性に心身ともに不調が現れるのが「産後うつ病」です。自分ではうつの症状に気付けないまま症状がどんどん悪化し、最悪の場合は自死に至ってしまうケースもある恐ろしい病気です。
産後うつ病で問題なのは調子が悪くなっていることに誰も気付けないということです。そして気付いた時には症状が悪化していて抜け出すことが難しくなっていることも問題です。
今回はいち早く症状に気付く方法と、うつから抜け出す方法についてお話していきます。
この記事はこんな人におすすめ💡
・うつの症状が悪化して苦しんでいる人
・うつから抜け出したい人
うつの症状は悪化する
産後うつは様々な症状が重なって悪化していく病気です。
その中でも「頭が働かない」という症状に悩まされます。頭が働かないと会話のキャッチボールや考えることができなくなり、精神的にも不安定になります。この不安定な状態が症状を悪化させ、うつから抜け出しにくいやすい状況をつくってしまいます。
うつにいち早く気付くには
悪化させないためにもなるべく早い段階でうつに気付き治療することが大切です。
しかし自分ではなかなか症状に気付きにくいものです。
私も「まさか自分がうつになるなんて」と小さな症状を見過ごしごまかしながらにしていたせいで気付いた時には手を付けられないほどに悪化していました。そのために治療期間も長くなり辛い思いをしました。
本人が感じるサイン
周囲からみたサイン
本人が気付かないことも多いので周囲の人からみておかしいなと感じたら、心療内科や精神科などの専門の医療機関にて受診することをおすすめします。
うつから抜け出すには
焦らずに、静かに、良くなるのを待つしかありません。
必ず抜け出せるときが来ると信じて、流れに身を任せることがうつ病から早く脱出するコツです。うつ病からの脱出は、元の自分、元の生活に戻ることではありません。完ぺきではなく至らないところもある自分だけどそんな自分を認められるようになることです。
うつ病はあなたの心の叫びです。今まで通りの生き方では身体もココロもボロボロになってしまう助けて！といったSOSでもあります。その声に耳を傾けて抜け出せる時がくるまでしっかり休養しましょう。
うつ病をマイナスだけに捉えるのではなく、自分を見つめ直すきっかけにしてください。
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