出産後の母親を支える公的な取り組みとして「産後ケア事業」というものがあります。健康管理・産後生活のアドバイス・こころのケア・育児相談などを受けることができます。
私はこういった制度があること自体知りませんでしたが、とてもいいサービスだと思ったので紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ💡
・産後ケア事業について知りたい人
・頼る場所がなくて困っている人
・お母さん業について教えて欲しい人
産後ケア事業とは?
妊娠・出産、子育てに関する悩み等に対して、保健師、助産師、保育士等の専門職等が、不安や悩みを傾聴し、相談支援(寄り添い)を行う。
産後ケアとは
家族や友人にも言えない悩みや、知られたくない弱みってありませんか?
そんな時、妊娠期や出産時にお世話になった助産師さんに相談できる制度があると安心して利用ができます。
相談方法は電話やメールなどの手軽なものからデイサービス型や宿泊型などまであり、自分の状況に合わせて選べる点も嬉しいです。また、少ない自己負担で受けられます。
令和3年度から「産後ケア事業」の実施が市区町村の努力義務となったので、これから更に注目され普及していく制度かと思います。
旦那さんや家族には打ち明けにくい
どこか不調を感じていても、旦那さんや家族に告白するのは勇気がいることではないでしょうか?
そんな時にこういった産後ケアを活用して、こころの内を吐き出してみませんか。そうすることで気持ちがラクになることがあると思います。
妊娠期、出産時にお世話になった助産師さんになら遠慮せずに思いっきり甘えることもできそうですね。
お母さん業について教えてくれない
退院してからの赤ちゃんのお世話のことはどこに聞いたらいいのでしょうか?
妊娠期や出産時は近くに手厚いサポートがあったのに、退院すると「教えてくれる人がいない」「どこに聞けばいいの?」と孤独に感じることがあります。
このブログのタイトル「産後うつになってもヤメラレナイ母ちゃん業」にもあるように、分からなくてもしんどくてもお母さん業をヤメラレナイのです。
育児書やネットからは得られない「お母さんの在り方」について教えてくれたり、見つけたりできる場所がこの「産後ケア」だと思います。
実際に、この産後ケアを利用したことでうつにならずに済んだといった声もあります。うつを防ぐためにもこういった場所は必要だと思います。今後、もっともっと普及し「産後ケア事業」について重要視される社会になることを期待します。
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