【産後うつサポート術】妻がうつになったら? 適切な対応とは

産後うつ

奥さんが産後うつになったら、旦那さんにも適切な対応が求められます。そのためにもうつについてしっかりと理解することが必要です。

意味もなくイライラしたり、気持ちが落ち込みやすかったりとうつの症状は扱いにくいものばかりです。その上対応を間違えると症状を悪化させる危険性も潜んでいるのです。

今回は奥さんがうつになった時の適切な対応についてお話していきます。

おまつ
おまつ

この記事はこんな人におすすめ💡

・大切な人がうつになりサポートしたい人

・適切な対応について知りたい人

・サポートする側もうつになりそうで辛い人

うつを理解すること

まずは奥さんのうつという病気を理解してあげることが大切です。

昨日までできていたことが突然できなくなったり、気持ちが落ち込んだりするといった症状から最初はわがままや甘えだと誤解してしまいます。そのため、きつく当たってしまうこともあるでしょう。

症状が2週間以上続いたり改善されない場合は、うつを疑いサポート方法も考える必要があります。まずは専門のお医者さんに相談しましょう。

適切な対応は寄り添うこと

うつは長い時間をかけて少しずつ回復する病気です。そのため頑張りたいのに頑張ることができずもどかしい状態が長期的に続きます。そのような状態にあるうつ病の方に対しては「寄り添ってあげること」が求められます。

  • 余計なことは言わず、本人の意向を尊重する

何も言わずにそっと見守ることが必要です。こころが傷付きやすくなっているので余計な一言を言って、落ち込ませてしまうよりは何も言わない方が良いです。

  • 安心して休める状況を作ってあげる

本人は休むことに対して罪悪感を感じています。周りは頑張っているのに自分は何もできない状況に苦しんでいます。「休むことはとても大切な治療だよ」「ゆっくり治していこう。急がなくて大丈夫だよ」など安心してからだを休めるようほっとできる声掛けをしてあげましょう。

  • 大きな決断は先延ばしにする

うつ状態の時は、物事を深刻に受け止めすぎていたり、「これ以上方法はない」といった極端な思考に陥り、正常な判断をすることが難しくなります。

仕事を辞める、離婚などその後の人生にも関わってくる大きな決断に対しては「今はあなたはうつの症状で、物事を冷静に考えることが難しい状態だからもう少し症状が良くなってから考えよう」と声掛けし決断を先延ばしにしてあげましょう。

共倒れにならないために

うつ病は周りが振り回されてしまうため、疲れてしまうケースも少なくありません。うつ病のサポートも大切ですが、共倒れを防ぐためにも自分のからだを大事にすることも忘れないようにしましょう。

趣味の時間を楽しんだり、うつ病の方と距離を置くなどして自分の時間をつくりましょう。

うつ病は夫婦で乗り越えていく病気です。先が見えない長い治療にしんどくなりますが、乗り越えていけることを願っています。

コメント

  1. みう より:

    産後うつと診断され、こちらに辿りつきました。
    お話しできたら嬉しいです。

    • おまつ より:

      みうさん
      コメントありがとうございます。
      産後うつと診断されどうしたらいいか分からないですよね。
      そんな時にこのブログを見つけてコメントしてくれたこととても嬉しく思います。
      何でもお話してください。私にも共感できることがあると思います。

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