「自分を責めてしまう」ことは産後うつの症状の一つです。赤ちゃんを可愛いと思えない感情から「私って母親失格?」と自分を責めてしまうこともあります。
自分を責めることはとても苦しいことです。すること何もかもが嫌になり、意欲が湧かなくなります。
今回は「自分を責めてしまう」症状をどのように乗り越えていくかについてお話していきます。
この記事はこんな人におすすめ💡
・母親失格?とネガティブになっている人
・自分を責めてしまう症状に悩まされている人
・乗り越え方について知りたい人
私って母親失格?
育児に正解はありません。頑張りすぎないで!
真面目なお母さんほど、ミルクや離乳食おむつをいつ卒業するかなど栄養や発達に伴うお世話について完ぺきを求めようとします。
母乳神話や手作り離乳食に励み、手間と労力がかかっただけにそれがうまくいかないとショックも大きく私って母親失格?と落ち込んでしまいます。
完ぺきにしようとはせず、ミルクやレトルトの離乳食を利用したり、赤ちゃんを預けて一人の時間を作ったりとあなた自身のケアにも目を向けて。赤ちゃんと離れる時間を持つことで子どものことを心の底から可愛いと思えるようになることがあります。
お母さんが楽しく育児している方が子どもにとってもずっと幸せです。
自分を責めてしまう背景
ネットによる情報の氾濫と、ワンオペ育児の影響が大きい!
何か困ったことがあるとスマホで調べられる便利な時代です。しかしその反面、それがお手本通りに進んでいないと私って母親失格?と落ち込んでしまいます。
また、共働きが当たり前になりワンオペ育児になっていることも問題です。困ったときに相談できる人がいない、育児の不安やストレスを吐き出せる人がいないことがネットに依存する要因にも繋がります。
育児につまずいたときや行き詰まった時は、産後ケア事業を活用してみるのも良いでしょう。専門家があなたの心と体のケアをしたり、相談に乗ったり、育児サポートを請け負ったりしてくれる安らげる場所です。
自責の念から乗り越えるには
できない時は、周囲に頼ることが大切!
うつ病になると、健康な時にできていたことができなくなり周囲にやってもらうことになります。その結果、人に迷惑をかけてしまっている、自分は何もできないだめな人だと自責の念が強くなります。特に責任感が強い人程、このような気持ちになりやすいです。
こういったマイナスな感情は自分のこころを傷つけ、うつ病からの回復を遅らせます。
「回復したら今までの分を返そうというありがとう」の気持ちで、できない時は周囲の人に頼ることが大切です。
また、「ありがとう」の感謝の気持ちは自分を責める気持ちを軽減させ、うつ病から乗り越えることもできるのです。
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